「プロジェクトマネジメント」以前の話。

実はタイトルとは直接関係の無い話なんですけど、先日自分が関わってた大きな案件が一区切りついて、その反省会がありました。

で、会の中で、いろんな反省点・改善点が洗い出されて、自分もスケジュールや進行管理の問題をいろいろ上げてました。

今年初めのエントリーに書いた通り、プロジェクトの進行管理について、ちゃんと勉強した上で自分の手で改善できるようになりたい!、って思いがあって、その分、仕事の中で不満に感じることは多々あったんです。

そうしていくうちに、何度かイライラしてしまう場面があって、「何で今になってこんな話が降りてくるんですか!」とか(特にディレクターさんに)ちょっと強い口調で言葉をぶつけてしまうこともあったんです。特に、修羅場とも言えるような状況下だと、自分でも分かるくらい、周りに壁を作ってた気がします。

自分でもイライラしてるのは分かっていたけど、でもそれは進行上の問題を感じていたからだ=仕様がない、と思っていたんです。

ところが。反省会で同僚のデザイナーから思わぬ一言がありました。

「みんなイライラしていて近寄りがたかった。なんで落ち着いてやりとりできないのか。自分は楽しく仕事がしたい。

うわっ、しまった!と思いました。

もちろん何か問題を認識していて、それを解決することは必要だけど、お互いイライラしている同士でやりとりしても、一方的にやりやうだけで伝わるものも伝わらなくなってしまう。しかも、イライラした空気は周りにも伝染していく。プロジェクトに対して不満や問題を感じている自分自身も、周りに悪影響を及ぼしていたかも、ってことなんです。

不満に感じていても、納得がいかなくても、自分の中で一度咀嚼して、どうすれば落ち着いて周りに自分の考えを伝えられるか十分に考えるべきだったなぁと、今になって思います。

プロジェクトマネジメントとか、ワークフローとか言う以前の、当たり前すぎる話ですけど、自分の底の浅さに気づかされた良い機会でした。

自分なりに「余裕を持って働く方法」を考えてみた

今年に入ってから、仕事の時間の使い方を見直してます。
今までも、「時間管理術」的な本を何冊か読んだり、中で紹介されてるツールを試したりしてたんですが、どうにもうまくいった試しがなかったんですよ。
結局、普段の仕事の忙しさに負けて、一時的にうまくいっても、すぐグダグダになってしまうのが恒例。
こういう仕事してると、時間の無駄を排するなんて無理な話なのかな…、って思ってました。
でも、限られた時間の中で新しいことを勉強したい気持ちもあるし、何よりもこういう生活してると身体が持たないなーと。体調を大きく崩すことはここ最近は無いけど、無理がたたる場合も考えられる訳で。

で、年が明けたタイミングで、これまでの仕事の仕方を振り返った上で、時間の使い方をいろいろと変えてみました。ものすごくうまくいってる、という訳ではないんですけど、今までに比べればだいぶ調子良く続けられてるなーと思っているので、具体的に何を変えたのか幾つか紹介します。

1:自分の中の定時を決める

一応、会社には定時というものがあって、自分の勤めてる会社だと、10時から19時。
でも、定時アップなんて夢のまた夢。21時に帰れれば早い方。23時とか24時に退社なんて当たり前です。
で、深夜まで仕事して、翌日遅れて出社、もよくあること。そういう環境です。

で、今年から、会社の定時とは別に、自分の定時、「オレオレ定時」を設定しました。

  • 月曜から木曜は22時までに退社
  • 金曜は定時19時退社

これ、その名の通り自分が勝手に決めたボーダーラインです。この時間までには帰ります。たまに、打ち合わせやお客さんの対応で深夜まで残る場合もありますけど、あくまでそれはそれ。この時間には意地でも帰る!ってことにしました。

2:会社で晩飯を食べない

仕事が深夜まで続くと、会社の近くのコンビニで晩ご飯を買って食べることが良くありますし、むしろそれが当たり前でした。で、それを止めました。
というのも、自分の場合、会社で晩ご飯を食べた後、明らかに集中力が落ちてるんです。夜遅い上に、満腹ですし、そりゃそうだ、って話だと思うんですが、そこからダラダラと仕事して、終電近くで「いい加減帰らないとなー」と思って、ようやく家路につく。
……そんなことなら、会社でご飯を食べてた時間には退社して、外で食べてそのまま帰った方がまだマシな気がします。そういう訳で、今年から会社ではご飯を食べてません。
ちなみに、「オレオレ定時」の22時ってのは、よく行く定食屋さんのラストオーダーに間に合う時間です。ビバ定食屋。

3:平日はテレビの電源を入れない&帰宅後Macを立ち上げない

帰ってから、テレビ見ながら寝落ち、とか、はてブのホットエントリー読んでて寝落ち、…が頻繁にあったのでどっちも禁止にしました。でも、「禁止」ってしても「今日はいいかな…」とスイッチを押すことになってしまうんで、電源ごと抜いてます。
で、帰ってからは本読みながらゆっくりして、風呂入って寝ます。
でも、iPhoneいじるのはOKにしてます。iPhoneは何かと便利ですが、長時間使うには「ほど良く」不便(腕が疲れる)なので、寝落ちまではいかないので。

4:毎日退社前に翌日の仕事を確認する&金曜日に翌週の計画を立てる

会社出る前に、翌日にやらなきゃいけないことを予め洗い出しておくようにしました。あと、金曜日には、その時点で考えられる限りの発生するだろう仕事を洗い出しておきます。
毎日、翌日や翌週の仕事のつまり具合を確認しておくことで、心構えができますし、自分にどれくらい時間的に余裕があるのか(=他に追加で仕事を受けられる状況なのか)常に把握できます。
突発作業が常なので、細かく計画は立てられないですが、大体の見通しを立てるだけでも、何か突然仕事を振られた時の対応がだいぶ変わるなーと感じてます。

5:「オレオレ定時」は意地でも死守する

金曜日に翌週の仕事を洗い出して、大体時間を見積もって、「これはオレオレ定時内には終わらないな」と思ったら、場合によっては土曜か日曜にちょっと会社に出て仕事します。
……って、余裕持って仕事するってのに反してるし!休日出勤してるし!って突っ込まれそうなんですが、これ、個人的にこれがしっくりきてます。
というのも、「これはオレオレ定時内には終わらないな」=「じゃあ深夜まで仕事するか」は自分には危険らしい、ってことが分かってきたんです。

深夜まで仕事をすることで、翌朝出社が遅くなる。で、その結果さらに深夜まで仕事をする、出社が遅くなる。の繰り返しをしてると週の後半に向かって疲れがどんどん貯まります。
それよりも、平日はできるだけ同じリズムで生活した方が、まだ疲れは貯まらないんじゃないかと。
あと、平日はできるだけ余裕もって過ごしたいなーと。終電に間に合わない!って駅まで猛ダッシュしたり、翌朝「まずい!遅刻する!」って猛ダッシュで会社まで走ったり、…を繰り返すのはどうかなと。
それよりかは、等しくほどほどに忙しくなるように、あらかじめ調整した方が良いのかなと思ってます。

6:作業にかかる時間は必ず見積もっておく&時間簿をつける

いきなりコーディングや画像書き出しとか、作業にとりかからずに、手持ちの作業が各々どれくらい時間が掛かるか大体で良いので見積もっておくようにしました。特に、単純作業が続くと、だらだらと仕事しがちだったので(で、結果的に睡魔が…)、「これはこの時間までには終わらせる」っていうのを意識しながら手を動かすようにしました。
あと、実際にどれくらい時間が掛かったかも、記録しておくようにしてます。こうすることで、「こうすればもう少し早く終わった」ってことを洗い出せたら良いなと思うし、ディレクターさんから作業のボリュームを確認された時に正確な情報が伝えられるようになるかなと。

一応、まとめ

…とまあ、こんな具合です。今、たまたま、うまくいってるだけかもしれないですし、そもそも1月は仕事が比較的余裕がある時期だから、っていうのもあるかもしれないんですが。
ただ、作業のスピードを上げる、とか、無駄をなくす、よりも、自分の生活のリズムをできるだけ一定にする、とか、普段の生活にちょっと変化を加えることの方が重要なのかもなぁ、と感じてます。スピードを上げるにも、仕事の忙しさにかき消されてしまう危険がある訳ですし。まず、その危険をなくすところから始めれば良いのかなと。

そんなこんなで、ライフハック系ブログでもないのに、ライフハック気取りのエントリーでした。

追伸:ライフハックを「ウルテク」と呼ぶキャンペーンを小声で展開中です。

徹夜するデザイナーさんの言い分

最近、「ちりとてちん」を見始めた(※手遅れ)、ネコゼです。おはようございます。

結構前に、あるデザイナーさんに聞いた話を思い出したので、ちょっとご紹介します。

このデザイナーさん。何かと仕事で徹夜することが多い。仕事がキツい、とか、納期が近い、とか理由はあるものの、それにしても徹夜が多い。

で、この方に聞いてみました。徹夜が多いのはなぜ?

「デザインの神が降りてくるのを待ってるから」

どーーーーん。神です。デザインの神です。チョビひげ、白髪、額に「MdN」のロゴでも入ってそうなイメージですが、要は、「これだ!っていうデザインのアイデアに辿り着くまで試行錯誤してるから」なんだそうです。

…でも、なかなかアイデアが降りてこないなら、いったん仕事切り上げて、翌朝改めて、すっきりした頭で取りかかればよくないですか?

「でも、そうすると、振り出しにもどっちゃうでしょ」

ほほー。「すっきりした頭」になると、それまでのアイデアを出す過程を、1から辿らなきゃいけない、ってことですか。なるほど。

サイトを実装する側のネコゼは、「いったん仕事切り上げて、翌朝改めて、すっきりした頭で」派なのですが、こういう言い分も分からなくもないかも。

ある方に聞いてみた

某ポッドキャストの小さい人に、この件について聞いてみました。

「私は切り上げちゃう人ですねー。人によりけりなんじゃないですか。」

人によりけりなのかも。

「…で、どうするの?」

最近思い知ったこと。

最近、これからの仕事の関係で、あるWeb制作会社の方とお話しした際にこんなやりとりがありました。

ネコゼ:「やっぱり、Webスタンダードに準じたサイト構築は最近になって増えてきているんですか?」

会社の人:「そうですね、そういう流れになってきてますね。」

ネコゼ:「そうなると、SEOやアクセシビリティについても配慮されてるとか…」

会社の人:「いや、それは出来て当然で、その上で何ができるのかが大事だと思いますよ」

がーん。

いろんな技術や考え方「だけ」とか「ばかり」を追いかけていては目的を見失う。目的のための手段。クライアントやユーザーに喜んでもらえるため、様々な環境のいろんな人達にアクセスしてもらうため、そういうことを具現化するための手段であって、その手段を使うことだけで満足してはいけない。あー、全くその通りだなぁ、と。グーグルの人もこんなことを話してるし。

地図をマウスでドラッグして操作できるということは、とても便利なサービスです。その点ではAjaxは重要な技術ですが、我々は技術よりも、サービスの質を向上させることを優先します。技術はサービスの向上を助けるためのものです。【INTERVIEW】「Web2.0をグーグル社内で議論することはない」:ITpro

この話の後、ドトールで1時間くらい放心状態でした。あー、自分は何か残せてるだろーか、と。なんだか、灯台下暗し。初心忘るべからず。いいきっかけをもらった気がします。よーし。

「みんな忙しいんだから」

ひさびさにお仕事の話を。年度末ということで新年度に向けて、新規立ち上げやリニューアルの案件でかなり忙しくなるのが制作会社の常識ですが、うちの職場も例外ではありません。しかも、少人数で何本も仕事を動かさなきゃいけないので、スタッフ全員フル稼働。大変です。

こんな時期になるといつも引っかかる言葉が「みんな忙しいんだから」って言葉。大抵、「みんな忙しいんだから」+「仕様がない」とか、「みんな忙しいんだから」+「我慢して」とか、そんな感じで使われるフレーズだと思うんですけど、…あまり好きではないです。「みんな忙しい」ってことだけで思考が停止しちゃってる気がします。もっと無理なく(…というのは無茶な状況ですけど)効率よくみんなが動けるようにするには、どうしたらいいか。前向きに考えていきたいなぁ、と。

あと、「こっちは忙しいんだよ!」てきなフレーズも苦手です。たぶん、自分も「こっちも忙しいんだよ!」って返して終わると思う(笑)。忙しいのはお互い様。でも、それを言い訳にして、サイトのクオリティを下げるようなことはあってはならないと思います。誰の何の為に仕事をしてるか、もっと前を向いて、足下ばかり見てないでお仕事したいものです。はい。

○○専用ブラウザ

一応、Webの仕事をしている関係上、ブラウザは常時起動中。ブラウザ検証はもちろん、調べものとか、社内のイントラのチェックとか。でも、ふと気が付くと、Yahoo!トピックスの更新を気にしてばかりいる自分、RSSリーダーをチェックしまくる自分、デイリーポータルを黙々と読んでる自分…。……、おい、こら。

そういう訳で、最近、こんな状況がたびたび起きては仕事が滞り気味なので、「日々の業務専用」Opera、「その他ニュースチェックから気分転換専用」Firefox、とブラウザを使い分けるようにしてみました。ちょっと息抜きする時だけ、Firefoxを立ち上げて、用が済んだらすぐ閉じる。これで、結構効果が出てます。なかなか集中できます。よーし。(※IEはブラウザ検証以外では使ってません。タブブラウザ万歳。)

「RSSって何?」…って何?

会社の案件で、RSS配信を開始するものがあって、それに関してちょっとした打ち合わせをした時のこと。デザイナーさんにこんなことを聞かれました。

「あのー…、RSSって結局何ですかー?」

「…えっ?!えーっと…あのー、ですね…」

Webを生業としてるのに知らないとは何事ぞ!とは思いつつも、いざ分かり易く説明しようとするとなかなか大変。結局、自分のRSSリーダー(FEED BRIGER)を使って実演しつつ…、

「…こうすると、自分の気に入ってるサイトが更新されるのを見逃すことがない訳ですよー。」

「わー、便利ですねー」

なんて説明をして、やっとのことで理解していただけた様です。ほっ…。 要は、自分が使ってみないと何が便利なのか理解できないもんなんだと思います、RSSって。

絶賛ロングラン中

一応、派遣クリエイターの端くれとして、派遣業界の動向をそれなりにチェックしてるんですが、最近発表された「派遣労働者実態調査」の結果に契約期間の傾向がまとめてありました。

  • 3ヶ月以上6ヶ月未満…31.0%
  • 6ヶ月以上1年未満…29.4%
  • 1ヶ月以上3ヶ月未満…20.4%
  • 1年以上3年未満…15.6%

派遣社員が働いている会社はますます増えています - [派遣で働く]All About

自分はというと、今の職場にもうすぐ2年。少数派です。…やっぱし。違った環境で経験を積みたい!って動機はあるものの、周りに迷惑がかかるとか、仕事の状況を考えると、いつの間にかフェードアウトしていることが多いです。

ただ、最近は「周りに迷惑がかかるから」っていうのは言い訳に過ぎなくて、要は自分のこれまでの経験とか仕事に対する考え方とかが、外で通用する自信がないことをただごまかしてるだけなのかなぁ、と思ってたりします。…で、…どうしようかな。(つづく)

それでもネスケ4を使いつづける人達

ターゲットブラウザにネスケ4が含まれてる案件のコーディング中。奇妙なバグに遭遇して、解決策が見つからなくて、半泣きでソースをいじってたらいつの間にか解決してて、なんだか無駄に疲れてます。あぁ、なんだ、この時代錯誤な仕様はー!きーっ。

…と思いつつ、絶滅したかのように言われるネスケ4ユーザーは案外多いような気もします。というのも、最近見たテレビ番組で立て続けにネスケ4の存在を確認してるんです。1つはある個人投資家のインタビュー。オンライントレードをネスケ4の上でやってました。もう1つは、ある建設会社のドキュメント。ディスプレイ上にネスケ4の姿がはっきりと。

そして、いま進めてる案件のクライアントさんもデフォルトのブラウザが ネスケ。…、なんだか悪い夢を見てるかのようで…(泣)

我が社に「昼寝」導入をー!

一時期、仕事中に睡魔に襲われて困ってましたが、最近は沈静化。キシリッシュの眠気覚ましが恐ろしく強烈で、1個噛むだけで眠気が吹っ飛びます。(※同僚は強烈すぎて吐きました)が、眠気は飛んでも疲れは残ります。どうしても昼から夕方にかけてだるさが続きます。やっぱり昼寝した方がいいのかも、と思ってたら、こんなニュースが。

昼休みに15分間、昼寝すると成績が上がるかも――。福岡県の高校で実際に「昼寝タイム」を設けて効果を調べたところ、昼寝した生徒は午後の授業に集中でき、勉強の能率も上がるという傾向があることがわかった。(asahi.com:昼寝15分で成績アップ? 高校で調査「能率上がる」

科学的に(?)昼寝の効果が証明された模様です!うちの会社もはてなみたいに昼寝が公認されてたらいいのに…(参照:jkondoの日記 - 職場で昼寝)そういや、ライブドアの堀江社長も著書でこんな事を書いてます。

そして、できれば昼寝をした方がよい。30分以内の昼寝なら、集中力を高める効果があるそうだ。(中略)集中力を高める効果が理解されていけば、昼寝ルームのようなものが企業に備えられる時代がくるかもしれない。(『100億稼ぐ仕事術』より)

会社のトイレで寝てる人がいるくらいなら、何かそういうスペースがあってもいいのでは?なんか、そういう会社で働きたいです。「昼寝タイム」って保育園みたいですけど(笑)

中の人、ご紹介

制作会社でマークアップ芸人、改め、うっかりIA(自称)をやってます。CSSとかHTMLとかでもご飯食べてます。気が弱くて省スペース設計。でも小言が多い、環境に優しくない32歳です。

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