それがバンドの意思ならば。

このブログにしては、だいぶ珍しいエントリーを1つ。

いつもチェックさせていただいてるブログ、smashmediaにユニコーン再結成についてこんなエントリーが上がってました。(UNICORN再結成 | smashmedia

だから再結成なんてダサいことは、もうジュンスカまでで止めといてほしかった。なんで再結成したんだろう(一応オフィシャルには「再結成」の文字はなく「活動再開」としてしか言ってない)。

アルバム全部買い揃えたファンとしては、ちょっと悲しい気持ちだ。

そして、だからBOOWYってカッコいいんだなと思った。

自分はユニコーンをリアルタイムで聴いてませんし、音楽に興味を持ち始めた頃にはとっくに解散してたので、当時のファンの方の心中を理解することは難しいのかもなぁ、と思いつつ、
自分に置き換えると、ナンバーガールとかSUPERCARが再結成したら、たぶん同じ違和感を抱えるのかなー、と思います。確かに。どのバンドも、仮に今復活しても、手放しでは喜べないだろうなぁと。

ただ、どのバンドも実は大ファンではあったものの「生で一度も聴いてない」という悔やんでも悔やみきれない共通点があって、「1度だけでいいから生で聴きたい!」という気持ちもあるんです。

で、今回のユニコーンの復活劇ですが、個人的には大歓迎です。

DJで掛かれば鉄壁で盛り上がるし、ラジオでもしょっちゅう掛かってますから、世代問わず、ユニコーンの存在や曲は知ってる人は多いと思うんですね。
あと、ユニコーンに影響を受けていることを明言してる若いバンドも沢山いますし。

自分が敬愛して止まないバンド、POLYSICSのリーダー、ハヤシ氏もそう。フェスのDJで曲を掛けるどころか、自ら熱唱し、バンドのあらゆるパートを当てぶりする姿は、今やフェスの名物ですし、そこで刷り込まれてる人も多いと思います。

なので、自分も含め、そのバンドをいつか生で体感したい!ってニーズはあると思うんです。ていうか、ある。ユニコーン再結成してほしい、なんて話を何度、フェスのBBSで見たことか。

だから、「当時リアルタイムで聴いてない世代と当時のファンが一緒に、現在進行形のユニコーンが体感できる」っつーのは、素晴らしいことだと思うのですよ。はい。

あと、これまで、フェスで再結成したバンドを沢山見てきたんですが(レピッシュや、米米、ジュンスカ、サニーデイ等々)他の若いバンドに全く負けてないどころかそれ以上のパフォーマンスを見せてくれるし、若い人たちにとってはもう、未知との遭遇な訳です。「何、このバンド?すごくない?」「えっ?知らないの?」みたいな会話を何度も耳にしましたし、自分も同じように感じました。

これって、単純に再結成した訳ではなく、かつてのメンバーがあつまって今現在音を鳴らすとどんな音楽ができるのか、ということをしてるからなのかなと思うんです。

たとえば、去年末のCOUNTDOWN JAPAN08/09がジュンスカの再結成ラストステージだったんですが、そこでこういうMCがあったんですよ。(以下うろ覚えなので間違ってたらコメントください…)

「昔は、JAPANとか音楽雑誌に『青春バンド』って書かれて、違う!そうじゃねえ!、って思ってて、そういう扱いに違和感を感じてたし、それに反発してたけど、今こうやって活動してると、自分達は確かに『青春バンド』だったんだなーって思う。」

そういって、最後に演奏された曲が「青春」。鳥肌ものでした。

つまり、単なるリバイバルとしてではなく、現在進行形のバンドの姿を見せてくれる面白さがそこにあると思うんです。はい。

今のYMOなんかその極地で、かつてとは全然鳴らしてる音は違うし、そもそも再結成してるんだか、HASなんだかHASYMOなんだかも良く分からない。でも、すごくマイペースでかつ、ホントに好きな音楽をやってるんだなー、って感じるし、それが凄くカッコいい。

確かに若手のバンドや売れるという確証のないアーティストを売り込むよりも、売れる保証のある音源やバンドのリバイバルの方が利益につながる、という視点もあって、ここ最近の再結成ブーム?をそういう見方で分析する向きもあります。CDが売れない、と言われてだいぶ経ちますし。

でも、結局再結成するかどうするかはご本人達の意思であって、その真意は新たにリリースされる音源なり、ライブなりで確かめないと分からないのかなと思います。バンドって、曲の傾向が急に変わったり、メンバーが抜けたり入ったり、ブレイクしたり売れなくなったり、急に解散したり、ホント自分勝手な生き物のような存在だと思うので。ファンの思いはおかまいなしに。

と、長々書きましたが、要するに何が言いたいかというと、ツアーも良いけど、夏や冬の野外フェスにもぜひ出演してほしい!と切に願ってる、ってことです。ツアーのチケット争奪戦、完全に諦めてしまったので…(連戦連敗)

(以上、ひさびさにトラックバックという機能を使うことに、若干緊張を覚えているネコゼでした。)

コメント

えっと、気分を害してしまったら申し訳なかったです。
こういう元ファンもいるということで。

復活を喜ぶ人がいてもいいし、ぼくのようにちょっとがっかりする人がいても、それは人気商売だからしょうがないと思うし、ぼくは素直に自分の気持ちを書いただけなので、他の方がどう思おうとじつは興味がなかったりします(というか押しつける気がないという意味で)。

そのくらいUNICORNは好きだったのです。

| 河野 | 2009/02/07 12:54 AM |

>河野さん
コメントありがとうございます!

当時リアルタイムで聴いてない世代には、この復活がどう見えるか、ということを書きたかっただけでして、河野さんのユニコーンに対する気持ちまで否定するつもりはありません。
(むしろ、ブログのコメント欄のやりとりを拝見して、その気持ちはよく伝わってきました。)

今、ちょうどこのレスを書いていて思い出したのですが、
解散を発表した頃のオールナイトニッポンで、「解散における名セリフがないのはさみしいので今から募集します」って募集を掛けて、採用されたのが、
「絶対に再結成はしません」…だったらしい、という話があるくらいなので、当時を知る人ほど、複雑な気持ちなのかもしれないなとも感じました。

だから、リアルタイムで聴いてない人達(自分も含む)にとっては今回の復活はとても贅沢で幸運なことだし、一方で当時生で聴いてきた一部のファンにとっては酷なことなのかなとも思います。

| ネコゼ | 2009/02/07 1:49 AM |

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制作会社でマークアップ芸人、改め、うっかりIA(自称)をやってます。CSSとかHTMLとかでもご飯食べてます。気が弱くて省スペース設計。でも小言が多い、環境に優しくない32歳です。

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